赤面症の治療期間

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治療期間には個人差があり!その理由とは?

疑問に思う女性

赤面症に悩んでいる人にとっては、治療までにどのくらいの期間がかかるのかは非常に気になるところでしょう。

 

ただ、赤面症は手術で悪い部分を取り除くといった方法では改善されないため、治療までの期間には非常に大きな個人差があり、具体的に○年と一概に言うことはできません

 

早い段階で、いわゆる「赤ら顔」ではなく、赤面症だと診断され、専門の精神科や神経科、あるいは心療内科などで適切な治療を始めれば、早い人であれば数ヶ月で完治してしまうこともあります。

 

しかし、赤面症は心の問題による対人恐怖症の一種であり、身体的な異常はないため、ひとりで悩み続けるばかりで、専門医で受診せず、そのまま放置してしまうケースが少なくありません

 

その間、症状が悪化し、うつ状態を引き起こしてしまうこともあります。こうなってからようやく治療を開始するといったように、余計な時間を費やしてしまった場合は、完治までにはかなりの年数がかかることもありえます。

 

薬剤師と患者

ただ、赤面症の場合は「緊張」が大きな問題であり、これを軽減・解消するために非常に効果の高い優れた薬があります。

 

抗うつ剤や抗不安剤、精神安定剤など精神に作用する薬を用いた薬物療法を開始すれば、比較的、早いうちから、それまでのような強い緊張は感じなくなります。

 

もちろん、これで赤面症が完全に治ったわけではないものの、異常とも言えるほど極度の緊張からは解放されます。

 

基本的には長期戦を覚悟しておく

赤面症の根底には対人恐怖という心の問題が存在し、完治するのは簡単なものではないため、基本的には長期戦を覚悟しておいたほうがいいでしょう。

 

治療を開始すれば、確実に症状が軽くなりますが、完全に克服できるまでには多くの時間を要します。

 

患者によって個人差はあるものの、おおむね3〜4年、場合によっては10年以上かかることもあります。実際、思春期の中学生の頃に発症し、症状は軽減したものの、30代、40代になっても顔が赤くなるという人もいるほどです。

 

治療に際しては、患者自身が、「赤面症を克服したい」という明確な意思を持つことが何よりも大事です。

 

どんな病気でも、主体となって治すのは患者自身であり、医師やカウンセラーはその手助けをするにすぎません。そのためには、患者が自分の病気を正しく理解し、真正面から向き合う必要があります。

 

赤面症が完治するまでは長いつき合いになるケースが多いので、信頼できる医師とともに焦らずじっくりと治療を進めていきましょう。

 

医師にすべてを任せっきりにせず、しっかりとした信頼関係に基づき、協力して治療に取り組むことが完治への近道といえます。