赤面症の接し方

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安心感を与える接し方のポイントについて

カウンセラー

赤面症は、文字どおり、顔が赤くなるという外見上の変化があらわれるため、周囲の人が気づくケースが少なくありません。その場合、どのように接してあげればいいのでしょうか? 

 

もちろん、馬鹿にしたり、笑い物にするのは論外であることは言うまでもありません。

 

赤面症の人は、自分が赤面することを非常に気にしています。本人が思っているほど周囲の人は気にかけていなかったり、場合によっては気づいていないにもかかわらず、必要以上に赤面することを気にしています。

 

それだけ繊細だということであり、どちらかというと傷つきやすいタイプの人が多いとされています。

 

そのため、赤面することを指摘するのは控えましょう

 

「顔が赤くなっているよ」とか「すぐ赤くなるんだから」といった、何気ない一言にも大きく傷つき、ますます赤面の症状を悪化させるばかりや、内向的になっていき、最悪の場合、うつ状態に陥ってしまうことがあります。

 

赤面症の人に対しては、変に気を遣いすぎるのもよくありませんが、赤面することについて触れないのが一番でしょう。

 

ただ、緊張する場面では、「こういうときって緊張するよね」とか、「ドキドキしちゃってダメなんだ」といったように、「緊張すること」についての共感をあらわすのは望ましい対応といえます。

 

こうすることで、赤面症の人は「緊張するのは自分だけではないんだ」「誰でも緊張するんだ」という安心感を得られるものです。

 

カウンセラー

また、赤面症の人は、自分が赤面症であることを口にすることはまずないので、無理に聞き出すようなことも避けましょう

 

もし自分から「実は赤面症なんだ」と告白された場合には、たとえ励ますつもりであったとしても「こんなの慣れだよ」とか「すぐに慣れるよ」といった言葉は慎みましょう。

 

慣れることができないからこそ、本人は悩んでいるわけですから、そのことを理解しておくことが大事です。

 

そのうえで、できるだけ本人の気持ちに寄り添い、「人前ではどうしても緊張しちゃうからね」といったように、優しく共感を示すのが理想的です。

 

こちらから根掘り葉掘り聞き出そうとしたりせず、本人が続けて話せば、それを聞き、そうでなければ普通の日常会話を楽しみ、リラックスした時間を過ごせるようにしましょう。

 

赤面症の人は、自分のことをわかってくれている理解者がいるだけで安心感を得られるもので、そこから精神的な余裕が生まれ、緊張することが少なくなり、そして赤面症が改善されていくのだということを知っておきましょう。