赤面しやすい相手

このエントリーをはてなブックマークに追加  

どういった相手と接すると赤面しやすくなるのか

赤面症で悩む男性

赤面症は、人前で緊張してしまう対人恐怖症の一種であるあがり症(SAD / 社会不安障害)のひとつです。

 

したがって、赤面症の人は対人恐怖症でもあるわけで、大勢の人の前で話すときだけではなく、1対1で対面する場合にも、ひどく緊張し、顔が赤くなってしまうことがよくあります。

 

また、相手の目をきちんと見ながら話しをすることが非常に苦手で、できるだけ目線を避けようとします。

 

場合によっては、心臓が激しく鼓動を打つのが聞こえるほど緊張し、顔や手のひらから汗が吹き出したり、呼吸が細くなったり、無意識に呼吸を止めてしまうこともあり、呼吸困難に陥ることさえあります。

 

だからといって、赤面症の人は誰と接するときにもこうした症状があらわれるわけではありません

 

あらわれたとしても、その程度はまちまちで、少しドキドキする程度の軽症で済む場合もあれば、呼吸困難に陥ってしまうほど重症になるケースなど、まさに千差万別です。

 

ただ、一般に「赤面しやすい相手」がいるのは事実です。

 

これもまた、人によってまちまちですが、代表的な例は、「上司や先輩(特に社内で実力や権威のある人)」「部下や後輩(特に実力のある人、はっきりと意見などを言う人)」が挙げられます。

 

これらは会社内の一般的な人間関係であり、どこにでもある上下関係に根ざしたものです。そのため、たとえば上司が相手のときに緊張するのは誰にでも経験があることですが、赤面症の人は過剰に緊張してしまい、顔が赤くなるばかりか、口頭で業務報告などを行なう際に口ごもってしまったり、書類を渡す際に手が震えたりといった症状があらわれます。

 

赤面症で悩む男性

これは、自分より目上の上司だけではなく、目下の部下に対しても同様の症状が出てしまうことがあります。

 

特に、仕事がよくできる若手社員や、上司(自分)に対してはっきりと物を言う社員に対しては、たとえ部下であったとしてもひどく緊張して赤面してしまうことがあります。

 

会社よりも人間関係が厳しくない友人関係においても、赤面症の人はその症状があらわれてしまうことがあります。

 

美容師

たとえば、自己主張が強い人や、苦手なタイプの人などがあります。また、親しい友人であったとしても、その会話の内容(自分に関する話題、自分が好きな人の話題、自分が苦手な話題)によっては、ひどく緊張してしまうことがあります。

 

また、赤面症の人は、自分が好意を持っている異性や好みのタイプの異性が相手の場合にも赤面してしまうことがよくあります。

 

さらに、相手が家族であったとしても、会話の内容が異性に関する話題のときなどに赤面してしまうこともあります。

 

このほか、各種のお店の店員が相手のときにも緊張してしまうことがあります。

 

たとえば、美容師にどんな髪型にするか、どれくらいカットするかなどを聞かれたとき、服飾店で洋服や靴のサイズを聞かれたとき、あるいは、デパートなどで売り場を尋ねるときなどがあります。

 

このように、赤面症の人が赤面してしまう相手は実に様々で、場合によっては、自分とはまったく無関係の、それこそ「何でもない人」に対してまでもひどく緊張し、赤面してしまうことがあります。